ふたたびヒノエウマがやってくる



ヒノエウマという迷信がある

暦の上の俗信で

60年に一度めぐってくる元祖フェイクニュースの一つだ

直近のヒノエウマは1966年・昭和41年

その年だけガクッと新生児の数が減った

出生数グラフを見て<<おや?>>っと思った人は多いだろう

そこだけ凹みが目立つ年だ

厚生省 出生数、合計特殊出生率の推移



 

さて・そのヒノエウマの年が再来年

2026年(令和8年)に巡ってくる

必ずやってくる

疫病や戦争・自然災害はいつどこに到来するかは前もって予測しにくい

でもヒノエウマは完全に予測できるし予告できる

月曜の次は火曜だと予測できるほどに簡単だ

たんにカレンダー上の決まり事だから

変更できないプログラムでありアルゴリズムなのだ

くどいが令和八年(2026年)の日本に到来するのは絶対で

正確に言うと日本語エリアだけに限ってやってくる

 

ヒノエウマは午年の特殊なフォルム

還暦のひとつ

来年のヘビ年(乙巳)のつぎにやってくる

1906年生まれの人がいらっしゃったら三度ヒノエウマを経験することとなるが・・・

残念ながらいらっしゃらないようだ

 

ヒノエウマは漢字では丙午・中国由来だ

だから丙午自体は中国にも朝鮮半島にもあるし60年に一度巡ってくる点も同じ

でも迷信のヒノエウマだけは本邦独自なのだ

六十干支の丙午はあまりにも古くから巡ってきているので次回が何度目の丙午かは神のみぞ知るであるが・日本の次のヒノエウマはたぶん3回目か4回目なのは分かっている

江戸期の劇(ドラマ)から今の東京エリアに発生したのはどうも確からしいから

新型コロナウイルスが2019年に武漢から発生したらしいというのと同じくらい

 

あえて今はその迷信ドラマの内容については詳しく触れないで

つづけてみよう

 

その馬鹿げた迷信によって1966年にも1906年にも

こどもをウマない作らないという選択をした人々がいたのは確かなのだ

12年に一度のただのウマドシにはそういうチョイスをしなかった人が

60年に一度のウマドシにはウマないチョイスをしたのだ

 

<<ヒノエウマの●●●は●●●●●●●●●>>

はたして・・・

都市伝説のようなその俗信が・この21世紀にもまだ生きているのだろうか

ふたたび出生数は落ちるのだろうか

現状・出生数・出生率はヒノエウマの年よりももっと少ないのだが・・・

さらに少なくなるのだろうか

 

無知なわたしには予想などできないけど20026年に何かが起こることは

間違いなさそうだ

いまはまだ少し先のことだから皆さん騒いでないけど・・・

それともやはり21世紀は科学の時代だしAIも加速して進んでる?し

馬鹿げた迷信なんて人類は乗り越えたんだろうか

でもコロナのことフェイクニュースのことなど考えると

とてもそうは思えないのだが・・・

ただしここで人類というのは日本語ユーザーのことだが・・・

 

迷信の内容を知らない人は幸いだ

子供だましに振り回されない人はラッキーだ

 

子供だましの特徴は断定にある

根拠がなくとも自信をもって言い切ること

 

ヒノエウマの年に生まれた女性は全員アイドルになる資質があります!  

ヒノエウマの男性はスポーツ選手として輝かしい記録を残す可能性と学業ではノーベル賞でもとれるポテンシャルがあります!

こんなふうにプラスの迷信であれば出生数は増えるのだろうか

 

マイナスの方の迷信であればどうだろう

ヒノエウマの年に生まれた人は統合失調症の因子を持って生まれる可能性が高いでしょう!

こんなふうにマイナスの迷信であれば出生数は・・・

いずれにせよ余りにバカバカしくて賢いみなさんががとても騙されるとは思えない・・・

が・・・じっさいはそうでもないのだ

<<ヒノエウマの●●●は●●●●●●●●●>>

こんな馬鹿げた子供だましを信じ込んだダイの大人がいたのは事実らしいのだから

 

こんなことを書くのも

現在の出生数だけ見ていると毎年がヒノエウマだといえそうだから

なにかしら毎年どころか毎日・・・日本ではヒノエウマ的なナニモノかが働いているとという疑念と確信がわたしにはあるのだ

馬鹿のわたしなりに・・・

 

誤解があるといけないので前もって言っておくと

わたしは日本の出生数については中立的である

多くとも良いし少なくとも良い

ただ迷信はやはりよろしくないので

それについて書いてみたいのだ

ヒノエウマという迷信そのものよりヒノエウマ的な日本語エリアの妙な感じについて書いてみたい

だから時間限定のブログではある

 

まあ・このような馬鹿げたことに興味を持つ人は限られているだろうから

寝た子を起こすということにもならないだろう

ただし大きな話題になれば別だ

わたしや他の人々が言わなくても・来年のある時期になれば・ヒノエウマの話は必ず持ち上がってくるだろう

そしてまたもや・・・

<<ヒノエウマの●●●は●●●●●●●●●>>と言い出す始末

その結末や如何に・・・

 

次回はあえて書かなかった迷信の内容について書いてみたい

それは一種の病気であることがハッキリするだろう